夢 について

         桜満開の時期,日本に来ました,もう半年になりました。日本の歴史、経済、文化、思想、宗教など幅広い知識を勉強し,総合知識の習得を目指して頑張っています。 

        学校で日本文化を勉強しながら,日本のさまざまな文化を体験することができました。日本の家庭でのホームステイ、徳川美術館、京都の国立博物館などを見学する経験を通して,私は日本、そして日本思想について思考を変えました。先生とクラスメートから親切にいろいろ教えていただいて,そして 周りのお父さん、お母さんの善良で勤勉な態度に感心しました。日本文化についての思考が深くなりました。 

        また 日本人文、日本文化などを学びながら,中国文化、中国民俗などの宣伝に務めました。日本の学生に中国を知らせるように少しでも役割を果たしたいと思います。 

        今私は名古屋中国語文化中心で中国文化を教えています。テーマは下記とおりです。   

一、古典美学(9月3日 土曜日):中国の四大美人の美しさについて。       

    ① 貴妃酔酒  楊貴妃がお酒を飲んで酔った後は一番美しい。貴族の高貴と気品で「国色天香」と言う,それは牡丹の美しさである。  

    ② 西施  涴纱  西施はお風呂に入ってから上がるときが一番美しい,水が髪から流れて,「出水芙蓉」と言う。まるで芙蓉が水面から出てくる淑やか美しさである。

    ③ 貂蝉拝月 貂蝉 がお月見のときが一番美しい,庭で琵琶を弾いて,秋の風、秋の月、静かな蘭みたいに静かに咲いている。「月下幽蘭」と言う。 

    ④ 昭君出塞  王昭君が皇帝の養女として,隣国へ結婚させて,国境で国と別れるときのこと,涙ながら上品なお姫様の悲しさであり,「梨花帯露」と言う。弱い梨の花に露がついている,悲しく,美しい。   

二、戦国時代(9月11日 日曜日) 日本の戦国は織田信長ら三人の時代である。中国の歴史にも戦国時代はある,秦朝の前の時代である。でも 本当の戦国時代は近代だと思う,孫文--蒋介石--毛沢東の三人政治家が上げられる。 

三、帝王の詩(9月17日 土曜日)運命は性格で決まる。唐朝の李 煜、三国の曹操、近代の毛沢東、帝王であり,詩人である。     

        それから、また「中国激変」(9月25日) 「中華思想」(10月15日) 「愛の物語」(10月30日) をテーマとして、教えました。  

        元々、私は文化、歴史に興味を持っています,大学で教養と知識を得るために研究しています。去年 ほかの作家と一緒に書いた小説『情定落日橋』出版しました。    

        2003年大学を卒業してから,上海精華日本語学院で日本語教師として日本語を教えていました。授業中 私が明るく楽しい雰囲気を作って、学生に日本語に興味を持たせるように頑張っていました。初級日本語短期教育の合格率は上海で平均は20%ですが,私は大体50%以上の成果を保つことができました。   

        今年、学校の推薦で桜花学園に留学に来ました。勉強を通して,日本文化を研究し,卒業してから,また 上海精華日本語学院に再就職し,日本語教師の仕事を続けたいと思っています。    

        同じように美しい日本文化を中国の学生に教えたいです。 美しい十二単衣、美しい抹茶文化、美しい「源氏物語」、美しい「伊豆の踊り子」を中国の学生を伝えたいと思います。 

        中国の諺『為人師表』というのは『人間になれ、先生になれ、人の模範となること』で。将来教師として,深い洞察力と国際文化の教養を持つ学生を育てたいと思います。

       『先生になれ』これを目指して,一所懸命頑張ろうと思います。その為に日本文化に関わるの涵養に励み,特に 日本史、日本文学の研究で成果を挙げてゆきたいと思います。それとともに 学生の心に響く授業ができるように,努力してゆきたいと思います。

        皆さん,さぞのために,今頑張っているでしょう。ハーバード大学の教訓は『チャンスが来る前に,準備しておきます』。だから、今は準備のころです。信念を持って,自分の目標に向かって最後まで諦めてはいけないと思います。その為にたぶん難しいかもしれませんが,自分を信じて必ず夢が叶えるでしょう。 

        私も皆さんと同じように,夢の為に頑張っています。お父さん、お母さん、そして、私たちを愛している人々も私たちを誇りに思うでしょう。数年後 たぶん自分でも、今勇気がある自分を誇りに思うでしょう。 

        最後 12月の日本語能力試験が順風満帆にできるように日本から祈っています。 

        この場を借りて、ご指導をいただいて王院長と先生方々に感謝申し上げます。これからもよろしくお願いいたします。 

 

 

《梦想》翻译


  樱花盛开的时节,我来到了日本,转眼间已经过了半年。在这里,我学习着日本的历史、经济、文化、思想、宗教等等内容宽泛的知识,并以掌握综合能力为目标而拼命努力着。
  在学校里,我学习着日本文化的同时,还能亲身体验着日本形形色色的文化。我寄宿在日本人的家庭里,通过参观学习德川美术馆、京都国立博物馆等等,我对日本甚至对日本思想的思考发生了变化。老师和同学们十分亲切,我从他们那儿学到了很多。并且我对我所住的地方的称之为“爸爸”“妈妈”的老人们的善良的勤勉的态度一直十分的钦佩。我对于日本文化的思考又变得更加深入了。
  并且,在学习着日本人文、日本文化的同时,也在努力的宣传中国文化、中国民俗等等。为了让日本学生增加对中国的了解,我很想尽自己的一点微薄之力。
  现在我正在名古屋的中国语文化中心教授中国文化,现将我的教学内容如下记述。
  一,古典美学(9月3日 星期六):关于中国的四大美人的美貌之处:1,贵妃醉酒  杨贵妃在喝了酒之后醉了的样子是最美的。贵族的高贵和优雅的气质被称作是“国色天香”,这也就是牡丹之美。2,西施 浣纱 西施在洗完澡准备上来的时候是最美的,水从头发上流淌下来,有[出水芙蓉]的美誉。西施浣纱简直和芙蓉从水面出来的那一刻的端庄美丽一摸一样。3,貂蝉拝月 貂蝉赏月的时候是最美的,在园子里弹奏着琵琶,秋的风、秋的月,兰花在安静的绽放。这种美被称作为“月下幽兰”4,昭君出塞 王昭君作为皇帝的养女,被要求与邻国结亲,在国境边上与祖国分别的那一刻,流着眼泪那种贵族人家女儿的悲凉被称为是[梨花带露]。脆弱的梨花瓣上沾着露珠,既悲凉又美丽。
  二,战国时代(9月11日 星期日)日本的战国时代是织田信长等三人的时代,在中国的历史上同样有过战国时代,就是秦朝前面的那个朝代。但是,真正的战国时代我认为在近代,以孙文——蒋介石——毛泽东他们三位政治家为例。
  四,帝王的诗(9月17日 星期六)命运是由性格决定的。唐朝的李煜、三国的曹操、近代的毛泽东,既是帝王也是诗人。
  接下来,还有以“中国激变”(9月25日)“中华思想”(10月15日)“爱的物语”(10月30日)为题目进行教授的内容。
  我本来就对文化和历史抱有兴趣,在大学里为了获得教养和知识一直在坚持研究着。去年和另外一位作家一起写的一部小说《情定落日桥》也出版了。
  2003年大学毕业之后,在上海精华日语专修学院当起了日语老师开始教授日本语。上课的时候,我努力地营造开放的愉悦的气氛,使同学们能够对日语感兴趣。初期日本语短期教育的合格率在上海大概是百分之二十,我的话能够保持百分之五十以上。
  今年,由于学院的推荐来到了樱花学院留学。通过学习,进一步研究日本文化,毕业之后还想要回到上海精华日本语学院就职,还想要继续做一名日语老师的工作。
  与此同时更想将美丽的日本文化向中国学生传递。想将美丽的十二单衣、美丽的抹茶文化、美丽的“源氏物语”、美丽的“伊豆的舞女”教授给中国的学生们。
  中国的谚语里的“为人师表”就是不管是做人还是当老师都要成为人们的模范的意思。将来我如果作为一个老师,我想要培育出具有深厚洞察力和国际文化教养的学生。
  “做一名老师”我想以此为目标并为此而孜孜不倦的奋斗。因此我不断地鼓励自己多多汲取日本文化中的涵养,特别想要拿出一些在日本史和日本文学方面的研究成果。与此同时,为了能在自己的课堂上深刻地影响学生们的心灵,我想不断地为此而努力。
  各位,我们一定会为了各自的目标而努力吧!哈佛大学的校训就是“在机会来临之前,做好充分的准备”。所以,现在正是准备的时候。怀着这样的信念,我怀着自己的目标想要一直努力到最后决不放弃。虽然有些困难,但我自己相信一定会实习这个梦想的。
  我也和大家一样在为着自己的梦想而不断努力奋斗。父亲、母亲还有所有爱着我的人都会以我为自豪吧。数年之后,也许连我自己都会为我今天的勇气而感到自豪吧!
  最后我在日本衷心地祝愿各位能在12月份的日本语能力考试中一帆风顺。
  我也借这个场合向曾经给过我指导的王院长和老师们表示诚挚的感谢。
(杨振华译)


来日活動スケージュール 

    2005年7 桜花学園高等学校でオーペンキャンパスのとき中華文化の宣伝に務め 

    2005年9月 名古屋中国文化中心で中国語講師として『古典美学』を開講 

    2005年9月 初めて日本語で書いた『我輩は魚である』という小説が完成 

    2005年10月 ホームステイ、抹茶文化を体験し、三好祭りに参加 

    2005年10月 桜花学園秋桜祭の模擬店でクラスメートと中日のお菓子を販売 

    2005年12月 第37代名古屋『民間大使』として中華文化の宣伝、交流事業が行い 

徐艶