二级阅读文章
第一篇
1 次の文章を読んで、あとの問いに答えなさい。
兵十がいなくなると、ごんは、ぴょいと草の中からとび出して、びくのそばへかけつけました。ちょいといたずらがしたくなったのです。ごんは、びくの中の魚をつかみ出しては、はりきりあみのかかっているところより下手の川の中を目がけて、ぽんぽん投げこみました。どの魚も、「トボン」と音をたてながら、にごった水の中へもぐりこみました。
いちばんしまいに、太いうなぎをつかみにかかりました。ぬるぬるとすべりぬけるので、手ではつかめません。ごんは、じれったくなって、頭をびくの中につっこんで、うなぎの頭を口にくわえました。うなぎは、キュッといって、ごんの首へまきつきました。その(ア)とたんに、兵十が、向こうから、
「うわあ、ぬすとぎつねめ。」
とどなりたてました。ごんは、びっくりしてとび上がりました。うなぎをふりすててにげようとしましたが、うなぎはごんの首にまきついたままはなれません。ごんは、その(イ)まま、横っとびにとび出して、いっしょうけんめいににげていきました。
(新美南吉「ごんぎつね」より)
問1 「兵十がいなくなると」から考えてごんは今まで何をしていましたか。
問2 ごんがびくのそばへかけつけたのは、なぜですか。
問3 ごんがじれったくなったのは、なぜですか。
問4 文中のには、次のどのことばを入れるとよいでしょうか。
記号で答えなさい。
ア ゆっくり
イ なにしろ
ウ おまけに
エ ちょっと
問5 線アの「その」は、何をさしていますか。
問6 線イの「その」は何をさしていますか。
第二篇
2 次の詩を読んで、あとの問いに答えなさい。
1 やわらかい が、土にしみて、
2 明るい光が、地上にあふれて、
3 草の芽が出た、
4 ヤナギの芽が出た。
5 モモのつぼみもふくらんだ。
6 ( )は、まほう使いだ。
7 ふしぎなまほう使いだ。
8 この、まほうのしかけは、
9 の中にあるのかな、
光の中にあるのかな。
問1 の中には、同じことばが入ります。
このことばを次の中から選んで、記号で答えなさい。
ア 光
イ 雨
ウ 水
エ 風
問2 ( )の中には、次のどのことばが入りますか。記号で答えなさい。
ア 春
イ 夏
ウ 秋
エ 冬
問3 どんなことが「まほう使いだ」といっているのか、三つ書きなさい。
問4 この詩を三つの連に分けるには、どのように分けたらよいでしょうか。
行の番号で分けなさい。
第一連( )
第二連( )
第三連( )
問5 この詩の題として、最もふさわしいものを選んで、記号で答えなさい。
ア 明るい光
イ まほう使い
ウ 春
エ 夏
オ 秋
カ 冬
問6 作者は、どんなことを詩に表したかったのですか。次から選んで記号で答えなさい。
ア 芽が出たり、つぼみがふくらんだりしたのでおどろいたこと。
イ 自然は、草木を芽ばえさせるふしぎな力があること
ウ 草木を見ていると、気持ちがのんびりしてくること。
エ 草木の芽を見ていると、たくましさが感じられること。