该日籍专家在2004年度日本语能力考试辅导期间,任我院一、二级对策研究中心主任;负责我院一、二级考试对策班复习题的编写和研究学生的答题方法。
日本語の勉強方法について    

      今、日本の大学や企業の関係者は、「こっちの言っていることは理解しているらしいんだけど、どうも彼らの言っていることがわからない。発信する能力がなければ役に立たない」と言っています。

     皆さんに求められているのは「日本語を話す力と書く力」です。「聞いてわかる」「読めば解る」だけでは不十分です。

    言葉の勉強は、3段階になっています。「1わかりました。2覚えました。3使えるようになりました。」この3段階です。今の皆さんは、勉強の3段階の1段目~2段目にいます。

  「話す・書く」という能力は、3段階目の「使えるようになりました」です。皆さんは、もう1段階ステップアップしなければ、「人材」になることはできません。

 それでは、どうすればよいのでしょうか?

 「日本語を話す・書く」力をつけるためには、練習しかありません。何回話しましたか?何回書きましたか?とにかく必要なのは回数です。ここは、中国ですから日本人と接する機会は先生がほとんどだと思います。授業中に先生と「話す練習」をするためには、今までと勉強方法を変える必要があります。

 「予習」をしっかりとしてください。

  授業中に「言葉の意味」を教師が説明する時間ほど無駄なものはありません。辞書に書いてあることは、読めばわかります。自分でできることは自分でしましょう。皆さんが言葉の意味を理解した上で授業に臨めば、先生はその分「話す練習」に時間を使うことができます。また、「黙って授業を聞く」のは言葉を勉強するときには必ずしも良い事ではありません。習った文法を

使って、たくさん「例文」を考えて先生に聞いてもらいましょう。「書く練習」は、早朝・または夜の自習で行ってください。辞書や文法書を見ながらゆっくり書く。または、何も見ないで書く。自分でテーマを決めて、400字くらいから練習しましょう。書いたら先生に添削してもらいましょう。

    また、使えるようになるには「日本語を日本語で理解する」ことが必要です。

 言語は、1対1の互換関係にはありません。いちばん簡単な例は「これ・それ・あれ」ですね。日本語は、3つの言葉をつかいます。でも中国語では2つですね。勉強が進めば進むほど、「日本語で理解する」ことが必要になります。このためには、「中日・日中辞書」ではなく、「国語辞典」で言葉を調べる習慣をつけなければなりません。とはいっても、初級からでは無理ですから、中級、入学から半年を目安に勉強方法を変えましょう。

 一般的な勉強方法としては、最初の1ヶ月は、「教科書の丸暗記」から入るのが良いと思います。文を覚えたら、自分のことに置き換えて練習しましょう。

     4ヶ月をすぎたくらいから、その言葉が使われる場面を想定して練習します。もちろん、1つの文法でもいろいろな場面で使われますから、どれだけ想像できるかで力が変わります。

 半年を過ぎたら、いままで勉強した文法の違いを考え、どれを使うのが一番適切か自分で考えて話したり書いたりする訓練が必要です。

 私たち日本人教師は、日本で実際に使われている場面を見てきていますから、皆さんが考える使い方が、実際の使われ方と合っているかどうかチェックします。

      2005年3月20日